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↑ 2009年12月作品展出品作品 その2 タイトル:「世界は偉大なる鏡である」
フローリッシュ講座の課題作品。サークル(うずまき)に描いたモノを取り入れるというもの。
27×45センチ。
1年先輩と一緒に受講歴を分けずに展示されたので、先輩たちに比べるとかなり小さくて地味〜な感じでした。
出典:ステキな英文フレーズ1300 (ブティックムック (no.755))
「世界は偉大なる鏡だ。鏡はあなたを映し出す。
もしあなたが愛情深く親切で手をさしのべる者なら、
世界はあなたへ愛情深く親切であり、あなたへ手を差し伸べるでしょう。
世界はあなた自身です。 (トーマス・ドライア)」
フローリッシュはどこにどう入れるか、それも大問題ですが、
ラインをいかに美しく描き入れるか、というのが本当に大変。
練習も本番もかなりの困難を極めましたが、
先生に泣きついてどこにフローリッシュを付けるかを指示してもらい、
あとは試行錯誤でなんとか仕上げた次第。私にはコレが限界・・・
大きい文字は傾斜をきつめにし、サークル部分も含め、文字をセリフで繋げて流れを見せるように描いています。
サークルの文字の高さは5mm。ブラウゼを使っていますが、
フローリッシュはブラウゼでは線が途切れてしまうため、
フローリッシュ部分はスピードボールを使っています。
うずまきの描き方は、ブログにアップしています。→こちら
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↑<額装について>
・額縁: デッサン額縁 J型/マホガニー
規格サイズでなくても、すぐに作ってもらえます。
納品まで一週間もかからず、お値段も安い!
↓注文前に見積もりをお願いできます。
額縁専門店 ないとう 楽天市場店
・マットに使用したクロス: 製本クロス ハイモード
ベルベットのクロスです。↑コレとは似てるけど
実はモノがちょっと違うみたい。
ベルベットは豪華な雰囲気が出せるのですが、
ホコリが目立つので、額装はしづらいです。
文字の色と合っていて、気に入っています。
・斜断面:機械漉き友禅紙 無地 赤金 金千代10
青金タイプもあり、
どちらも上品な輝きで額装にぴったり☆
和紙なので薄くてシワになりやすいのが難点。
額装屋さんに金色の斜断面を頼むと、
非常に高いらしいです。
自分でやれば安上がり! |

パステルを使っているため、ガラスと作品が接触しないよう、1pほどの高さをつけて収めてあります。
もちろん、フィキサチーフ はスプレーしてます。 |
2009年12月作品展出品作品 その1
「こうえんに さくらもようの かぜがふく」
ポインテッドペンのクラスの課題作品。
俳句を幅30pほどの額に収めるというもの。
さらに、「ローマンキャピタルをパステルペンシルか色鉛筆で描いて背景にする」というのも課題。
出典:地球歳時記〈Vol.10〉かぜのうた―Impressions of wind (地球歳時記 (Vol.10))
日本の子供(6歳)の俳句です。
この本は、世界各国の子供たちの俳句が英訳されて載っています。情景たっぷりの俳句が多く、作品にするのにぴったりのものが見つけやすいと思います。
毎年テーマが決まっていて、これは「風」がテーマの時の本です。
俳句の内容を文字で表したわけですが、そう見えるでしょうか?(子供のお絵かきって感じかな・・・)
メインのポインテッドペンは、最初桜色で描いたのですが、先生から「絶対グレーの方がいい!」と言われ、(実はしぶしぶ)グレーで描いてみたら、正解でしたね。
文字の丸いところには、ピンクのパステルで花びらをイメージして着色しています。
エンボスした花びらを散らして貼ろうと思ったら、
「ない方がイイ」と却下されました・・・。
桜の木のところは、水彩色鉛筆 と、パステルペンシル でローマンキャピタル(この俳句)を描き、文字の上からソフトパステルでぼかしています。
ローマンキャピタルは、ポインテッドペンで描くときのようにラインの太さに強弱を付けています。
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一部アップ |
2009年7月作品展出品作品
タイトル:いつも笑顔で
これはインチ額に額装したものですが、実際はカード作品として出品したもの。15×19cm。画像よりも実際はもっと色は濃い目です。
楕円のラインに沿わせた文字はオレンジから紫にむかったグラデーションに。
iの・は文字色に合わせたラインストーンを。
真ん中はSMILEと切り抜き、その下にsmilesmile・・・とひたすら書いたものを敷いてあります。(これが結構大変だった・・・)
切り抜いた文字の周りは色鉛筆で縁取り。
さらにその下の台紙はパステルで着色。つまり、3枚重ねになってます。
楕円のレイアウトは、パソコン(ワード)でガイドラインを作成。
楕円にカットしたのはギザギザに切れるハサミ。
クレタケ クラフトはさみディックルエッジ Craft Scissors DECKLE EDGE
*この模様(切り口)のいいところは、模様があえて不規則な感じなので、模様を合わせる必要がないこと。切り始めと切り終わりが気にならないことです。模様によっては気にしないとおかしくなるものも多いので注意!
文章はこちらの本から。
ステキな英文フレーズ1300 (ブティックムック (no.755))
和約:いつも笑顔でお互い会いましょう。笑顔は愛の始まりです。
一応、カード作品ということで、人にあげてもおかしくない文章にしてみました。
カードとは言え、これでもあちこち手がかかっている作品なのであります。
いろんな人に、「かわいかった」などと言ってもらえたので一安心。
せっかくなので額装したわけですが、額装の先生に相談して、5mm厚のスチレンボードで浮き上がらせた「パヴェ」と呼ばれる技法に。
バックの色はピンクにしましたが、深さの部分は下がオレンジ、右は紫、見えてないけれど、左は黄色、上は濃いピンクにしてあります。
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←
さりげなく
スワロフスキー入り |
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←ボケてて失礼。
エンボスアップ。
カーネーションに見えるかしら。
落款は消しゴムハンコ!一応金色。 |
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←
【応用編】
エンボスを生かしたカードにしてみました。
コースターのレースペーパーを使ってます。 |
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2009年春 イベント用依頼作品
テーマ:母の日
テーマは希望を出したうちの第2希望のもので、
サイズは八つ切のマットなし、
額縁は3つの中からしか選べなかった、ということで、
いろんな制約がある中での作品です。(自信のない言い訳!)
額縁に入れずに提出だったため、
上の余白が少なすぎたなぁと後悔・・・
(一応確認したつもりだったけど)
一番苦手なイタリック体でチャレンジしたこともあり、
これでもかなりの枚数描き込んだのですが。
ちゃんと描けてますでしょうか??
フローリッシュを活かすべく、先生にレイアウトなどを相談しました。
ハートの部分は、半分遊びで書いてみたら
「いいんじゃない」と言われたので、入れてみました。
パステルで色を入れています。結構ポイントになっているかと。
母の日がテーマだったこともあり、右下にはカーネーションのエンボスを入れました。(そのせいで、かなり上の余白が狭く見えるのだ)
左側には、水張り彩色しながら塩をふりかけた紙を帯状にカットし、
ポインテッドペンで「Happy Mother's Day」と描いて貼ってあります。
メインの文字を何度も書き直したこともあり、同じ紙の上に彩色する勇気がなく・・・(手抜きと言われればそれまでね)
文章はこちらの本から。
ステキな英文フレーズ1300 (ブティックムック (no.755))
和訳: 「お母さん、たくさんの愛をありがとう。
心から愛しています。」
この本は、一年間のイベントものにピッタリの言葉が満載です。
カード用にかなり使えます!!多すぎて迷うほど!
ちょっと失敗したものを大きい額に入れてみたのはこちら。

やっぱり、このくらいの余白は欲しいわね。
マットも入れたほうがイイと思う。 |
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タイトル:Try
2008年の作品展に出品したものです。
国内4か所で巡回展示されましたので、あなたもご覧くださったかもしれませんね。
ゴシサイズドイタリック体。
メインは墨汁で、グレーのグラデーションはガッシュで描いています。
自然にグラデーションにするって、色作るのだけでも難しかったわ。
文章はこちらから。
心を揺さぶる!英語の名言
PHP研究所 松本祐香 著
「我々の最も大きな弱点はあきらめることにある。
成功するための最も確かな方法は、
常にもう一度だけ挑戦してみることだ。
トマス・エジソン」
この言葉に何度励まされ、練習し、レイアウトを考え、描き直したことでしょうか。
あきらめずに仕上げたおかげで、名誉ある国内巡回にご一緒させてもらえたんだと思っています。(出品者全員が4か所展示ではなかったようなので!)
額装にも凝りました。
先生のアドバイスを元に制作。
額装についての詳細はこちら。
額の大きさは525mm×410mm(大衣サイズ)。
作品はA3サイズのヴァンヌーボという紙に描いています。
カリグラフィー始めてからこんなに大きい作品に仕上げたのは初めてでした。
額縁は自社工房の額縁専門店 ないとう
さんで格安で購入。
この大きさを普通で買ったら倍くらいすると思います。
品質もよく、オススメのお店です。
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